Plan

事業計画 (平成23年度)

「守・破・離」Open the door
原点回帰、創意工夫、そして次代への扉を開ける!!

「地球を動かしているのは、思想ではなく経済だ。」日本初の株式会社を設立したと言われる坂本龍馬の名言として伝えられています。まさに当時、時代を先駆けた青年経済人でもあった龍馬が世を去ってから11年後(西暦1878年)、日本初の商工会議所(商法会議所)は設立されました。以来百三十有余年、商工会議所はそれぞれの時代背景の中、それぞれの地域において商工業の振興に力を注ぎ、日本経済の健全な発展に寄与し続けて来られました。我々が所属している商工会議所青年部(YEG)は、商工会議所活動の一翼を担い、商工業の振興と社会一般の福祉の増進に資するという目的を持って設立されました。
日本商工会議所青年部が設立されて28年目の今年、我が加古川YEGは、設立20周年を迎えることとなりました。この節目の年に、先人が思い描き道を示した、綱領・指針、さらにYEGとしての気概や思いをきっちりと受け継いで実践して来られたかを検証します。またさらに時代に即した工夫や変化を遂げながら、次代への先導者として新しい扉を開いてゆく。これこそが地域経済をリードする若き起業家集団が担うべき役割であると考えます。
昨今、地球温暖化現象や、異常気象とも言われかねない気象災害が目立ち、大企業のみならず中小企業をも巻き込んで環境改善への取り組みが叫ばれ、まさに社会一般の福祉の増進に資する事が望まれる様になりました。さらに、日本国として、諸外国に対する姿勢や立場が問われるような諸問題が浮き彫りになって来ています。そのような社会情勢の中、我々青年部は一青年経済人として、我が街加古川に於いてどのような取り組みを行い、またどのようにして時代の要求に応えていくのかを日々模索・研究するため、常に心と頭のアンテナを張り情報を得、研鑽・実践して参ります。そうすることで、自社事業の発展・地域の人材育成の一助とし、ひいては地域社会の発展に寄与出来ると考えます。
文頭に述べました、かの維新の風雲児の言葉は、日本国が経済ではなく思想と武家社会によって動いていた時代に、まさに時代を牽引すべく発した言葉でありましょう。今日、維新後経済が地球を動かして来たであろう事を当たり前に捉えている我々が、今一度原点に立ち返り、故きを温ね新しきを知り、これからの時代に即した最先端の経済人たるべきではないでしょうか。
『守・破・離』とは、元々武道や茶道等、武芸の世界において使われていた言葉であります。
師の教えを守り、ただひたすら修練を積んで習得に励む時期“守”。教えを習得し、その教えの中から自ら創意工夫し、応用する時期“破”。そして、それら全てを踏んだ上で、その殻を破り、何にも捉われずに新しいものを生み出す時期“離”。
青年部にとっての“守”とは、先輩諸兄の教えを受け継ぎ、交流と連携をもって豊かな地域経済社会を築くことであると考えます。この20周年の節目に、時代に即した工夫や変化を盛り込み“破”とし、扉の向こうにあるまだ見ぬ輝かしき未来の地域社会に貢献する“離”に向かって、商工会議所青年部としてまた地域を支える青年経済人としてさらなる高みへと発展・成長し、次代への扉を開いて参ります。

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復礼知新室方針 (平成23年度)

円滑な人間関係構築の要点として、「礼に始まり礼に終わる」、「親しき仲にも礼儀あり」は欠かすことができないものであることから、総事執務委員会では、会員総会等の儀礼の部分を司る役割を果たします。次に、時代を先駆ける地域の先導者たろうとするために、コミュニケーション力の向上は外すことのできないものとの認識から、IT広報委員会では、将来を見越した新しい情報技術の先取と提案に努める役割を果たします。以上の役割遂行に万全を期し、実践に当たっての助言や取りまとめと、互いの繋がりを大切にします。

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総事執務委員会方針 (平成23年度)

儀礼は円滑な人間関係を築くために、必要不可欠であります。普段経験することが少ない儀式等から青年経済人としての礼節を学び、教養を高められるよう努めます。また、青年部の土台となり、各委員会と緊密に協力体制を築き、事業等がスムーズに進行されるよう献身してまいります。

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IT広報委員会委員会方針 (平成23年度)

時代を先駆ける地域の先導者となるべく、情報技術の先取に努め、青年部メンバーに発信していく。また20周年を迎える青年部の活動や会員企業のPRを外部発信する。日々進化するIT・情報関連について調査・研究し、青年部メンバーのスキルアップに繋がる情報を伝え、使えるツールを企画・提案する。

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士魂商才室方針 (平成23年度)

委員会相互の交流と連携を図り、より良い事業計画を立案し、スムーズな事業運営を目指すことで、切磋琢磨する委員会活動を進めます。また室内においてはメンバーの交流と親睦を深め、活発な議論を行い、これまで育んできた信頼関係をより一層強固にできるよう年間を通じて活動していきます。致知格物委員会では故きを温ね、新しきを知り原点に立ち返ることにより物事の道理や本質を深く追求できる士の魂を培い、商売繁盛委員会では企業間の交流を広げ、経営手法を学ぶことにより商人の知恵を得、自身の成長が自社の発展に繋がる事業を創造し、20周年を迎える青年部の要となり得る室を目指します。

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致知格物委員会方針 (平成23年度)

故きを温ね新しきを知り、物事の道理や本質を深く追求するような研修の場を提供します。今の時代に即した青年経済人を目指す一方で、利より義を重んずる考えを探求し、商道徳の再構築へと繋げます。人として一番大切なものは何なのかを模索することにより、青年部メンバーに強い連帯感を生み出し、強固な絆が得られると考えます。仕事にだけでなく、人生にも真剣に取り組めるよう委員会より波及していきます。

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商売繁盛委員会方針 (平成23年度)

優れた手法を用いて業績を伸ばしている企業を視察・検証し、会員企業の自社の発展に繋げる事業を企画します。また、加古川ブランド「清流加宝」を”守・破・離”の精神のもと、維持・継続させると共に、新しいものを創造し実現していくように努力していきます。さらに会員企業同士の交流の場を提供し、業種を越えてお互いに商売繁盛に繋がる関係を構築し、地域経済の発展に寄与できるように努めます。

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桃李成蹊室方針 (平成23年度)

加古川を活気に満ちた町にする為に、地元の商業、工業、農業と市民、行政が一体となる事業を推進します。桃李成蹊のごとく、先人が示した道を逸れることなく、また、これからの時代に即した創意工夫を成し、メンバー全員が起業家精神を高め、自己研鑚を怠らず成長してまいります。そして、地域行政との関わりを含めた交流の輪を広げ、地域振興の礎となる活動に邁進して行きます。

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楽市運営本部方針 (平成23年度)

わが街『加古川』の地元商業、工業、農業、そして行政が一体となる事業を推進します。第九回を迎える、地域商工業の振興に寄与する事業では、今一度原点に立ち返り、企画、準備、そして運営までのプロセスをメンバー全員が一丸となり、積極的に学び、研究し、実施して参ります。メンバー全員が自己研鑚に努め、共に成長し交流の輪を広げ、そして創意工夫をし、地域を支える青年経済人として、さらなる高みへと邁進して参ります。

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地域活性委員会方針 (平成23年度)

わたしたちのまちをもっと豊かで活気に満ちた郷土に出来るよう、諸先輩の示された原点に立ち戻り、地域活性化事業を実施して参ります。青年経済人として真に欲求する事が何かを考え、本音で意見を出し合える場を提供することにより、自らを向上させ、ひいては地域経済の発展と地域振興の一助にできるよう努めて参ります。これらの活動が20周年の節目の年に加古川YEGの次代への新たな一歩になるよう、メンバー 一丸となり邁進して参ります。

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深情厚誼室方針 (平成23年度)

加古川YEG設立20周年の節目にあたり、諸先輩の築かれた伝統と教えを受け継ぎ、次代の先導者として、時代に即した青年経済人を育成して参ります。また、メンバー同士が心から親しく付き合い、他団体とも深く厚い交際をし、内外問わず交流と連携の輪を拡げ、人との出会い・付き合いの大切さ、人として歩むべき道を学び創意工夫することにより、自身・自社の成長、発展を目指します。

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一期一会委員会方針 (平成23年度)

設立20周年の節目にあたり、今一度原点回帰し、加古川YEGの存在価値ならびに進むべき道を組織内に伝え、次代へ繋がるメンバー強化を図ります。十分理解しあえる人間関係づくりや、新たなメンバーが一日でも早くとけこめる環境づくりの一役を担い、現役メンバー・新たなメンバーが共に学び・共に成長し、自社企業を発展させ、地域社会に貢献できるよう邁進致します。

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四海兄弟委員会方針 (平成23年度)

メンバー同士はもちろんのこと、県内外のYEGのみならず他団体とも積極的に交流の輪を拡げ、情報交換・研鑚・実践できる場を提供し、自身の成長・商売の発展、そして、地域社会の発展の一助となる活動を目指します。また、他のYEG事業にも積極的に参加して連携を図り、加古川YEGの次代への扉を開く原動力となります。

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