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令和元年度卒業式
コロナの影響で当初の予定から約1か月遅れ、それも皆が顔を合わせてではなく、インターネットを通したパソコン越しになるなんて・・・10年前だと考えることすら難しかったのではないでしょうか。
本来であればお世話になった卒業生の先輩方をアテンドし、人によっては明け方まで思い出を語りつくしてもらう、とても思い入れの深いイベントのはずなのですが、例年とは違った意味で「思い出深い」卒業式となりました。
実際に顔を合わせての卒業式が難しいという状況になってから、現役の卒業式担当委員長をはじめ三役は知恵を出し合い、せめて卒業証書の授与はしたい、と打ち合わせを重ねてきました。それを近くで見せていただけた自分にとってもとても学びの多い時間となりました。
ただでさえ慌ただしくなる時期に、ほとんどの人にとって不慣れな「zoom卒業式」。
本当に皆が繋がってできるのか?音声や映像のトラブルはないのか?担当していた者たちの不安は相当あったかと思います。
当日はそれぞれの場所で、アテンドと共に卒業式を迎えていただきました。
会長が画面越しに「卒業証書の授与」を行い、それぞれが受け取って挨拶をする。
隣に卒業生たちがいたわけではありませんが、また賑やかな先輩方が減っていくなぁという寂しさと、新たなステージでまたご活躍いただきたい気持ちでお祝いしました。
卒業生にとって最後の大舞台がこのようなカタチになってしまったのは大変残念な気持ちもありますが、ご活躍されてきた先輩方はきっとこれすらも話のネタにまい進されるんだろうと思います。
素晴らしい先輩方の新たな門出をお祈り申し上げます。